徒然ゆるらかレポート

学生。疑問に思ったこと・興味のあることをレポートします。

【熱中症】ナトリウム不足の症状

こんにちは。ふさねこです。

暑い日が続いていますね。
今年も暑いですから、熱中症には注意しなければなりません。


熱中症対策として、よく塩分補給が挙げられますが、塩分が不足するとどのような症状が見られるのでしょうか?

塩分といっても、具体的にはナトリウムを指します。ナトリウム不足の状態を低ナトリウム血症と言うそうです。




そもそも、ナトリウムとは何でしょうか?


【ナトリウム】
(前略)全ての生物に必須の元素。(後略)

(広辞苑より引用)



ナトリウムは、必須ミネラルの1つで、主に血液・リンパ液・消化液などの体液に含まれます。

また、体の機能を正常に働かせる役割を果たし、具体的には以下の4つの働きをします。

①体液の塩分濃度の調整
②体液のph値の調整
③栄養素の消化・吸収のサポート
④神経伝達・筋肉収縮のサポート




そのため、ナトリウムが不足すると、体内の水分量・血液・消化液の量が減少するようです。

すると、血液循環が悪くなることにより、頻脈・低血圧・頭痛・倦怠感・疲労感を引き起こし、さらには消化液の減少によって食欲不振・吐き気を引き起こします。



ナトリウムが不足すると、脳機能障害の症状も生じる可能性があります。具体的には、反応の鈍化・錯乱・傾眠傾向があります。


また、重症化すると、筋肉のけいれんを引き起こしたり、昏迷・昏睡状態に陥ることもあります。


熱中症の症状とも一致しますね。
個人的には、軽い症状の段階では、単なる体調不良と区別が困難に思えます。単なる体調不良に思っても、熱中症の可能性を考えて対処する必要がありそうです。


ナトリウム不足は、熱中症の要因になりますから、多量の汗をかく夏には、ナトリウムの摂取にも注意する必要があります。


ただ、今日の日本人は、塩分の過剰摂取が問題となっているようなので、摂取の際には量に気をつけなければなりません。

ナトリウムを多く含む食品としては、塩・醤油・味噌・漬け物・ハムなどの加工食品・ラーメンなどのスープ・かまぼこなどの練り物があります。

多様な食品に含まれていますね。


塩分は、様々なものに含まれているため、摂りすぎに注意した方が良さそうです。



「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですね。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。